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高崎誘導のよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っている

株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。

 

 

 

塗りたてホヤホヤ!納期ギリギリの大型タンク搬送作業

今回のブログでは、とある港での大型タンク搬送の一コマをご紹介します。


業界全体が人手不足に直面する中、各業者との連携を取りながら**“納期ギリギリ”でなんとか間に合わせた、熱い現場**の様子をお届けします。


■ 清水港にて。巨大タンクとクイーンエリザベスが並ぶ日

この写真、何かお気づきになりますか?

そうです、背景にはなんと**世界的な豪華客船「クイーンエリザベス号」**の姿が。


そして手前には、ピカピカに塗装されたばかりの真っ白な巨大タンク
まさかの“タンクとクイーンエリザベス”という、珍しい2ショットとなりました。


■ 現場の舞台裏:塗装完了は出荷ギリギリ!

 

このタンク、直径数メートル級の大型構造物で、各地のプラント設備で使われる重要な部品です。

「ペンキ塗りたて」と言っても冗談ではなく、出荷当日の朝まで塗装工程が続いていたという、まさに“できたてホヤホヤ”状態。
その理由は、製造工場も塗装業者さんも人手不足と工程遅延に悩まされていたからです。

  • 職人さんの数が減少

  • 工期の見直しが難しい

  • 天候の影響で塗装が後ろ倒しに

 

それでも「どうにか納期は守りたい」と、関係各所が協力してなんとかギリギリで出荷までこぎつけたとのこと。
こうした現場の努力の積み重ねが、日本のものづくりを支えているんだなと実感しました。


■ 私たち誘導業者の出番はそこから!

 

「塗装終わった!じゃあ出荷してOK!」
――というわけにはいきません。

ここから先は、超大型タンクを特殊車両で運ぶ作業が始まります。
当社が担当したのは、清水港までの搬送ルートにおける先導・誘導・交通対応です。

  • 狭い道を曲がれるようルートを事前確認

  • 電柱・標識・信号機との干渉を予測

  • 港への搬入時間を港湾管理者と調整

  • 現地での誘導旗や誘導車による無線連携

 

タンクのサイズと重さに合わせて、特殊なトレーラーや搬送台車を使用
当然ながら、ブレーキ距離も旋回半径も通常の車両とは別物です。
緊張感のある現場ですが、こうしたときこそ私たちの誘導スキルが問われる瞬間です。


■ どこも人手不足。でも現場は止められない

 

今回の案件でも改めて感じたのは、製造業・運送業・建設業すべての現場で“人手不足”が深刻になっているという現実です。

  • 経験のある職人が減少

  • 若手の担い手が少ない

  • 労働環境の改善が進む一方、技術の伝承が追いつかない

 

それでも現場は、誰かが動かさなければ止まってしまいます。
だからこそ、私たち高崎誘導は、単なる「車の誘導」ではなく、“現場全体の歯車を動かす一員”としての意識を持って仕事にあたっています。


■ まとめ:人の手でつながるものづくりと物流のバトン

 

今回のように、納期ギリギリの出荷から現場搬入まで、すべての工程には“人の手”と“連携”があります。
職人の技術、運送の安全、そして誘導の正確さ――。
これらがそろって初めて、「物が動く」のです。

株式会社高崎誘導は、そんな現場の一員として、これからも全国どこへでも、確実で安心な誘導を届けてまいります。

「人が減っても、品質は落とさない」
その誇りを胸に、次の現場へ向かいます!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社高崎誘導では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っております。

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