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高崎誘導のよもやま話~第16回~

皆さんこんにちは!

 

群馬県高崎市を拠点に全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っている

株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。

 

 

 

👷誘導員の役割とは ― 安全と信頼を守るプロフェッショナル

 

 

 

大型特殊車両の搬送において、絶対に欠かせない存在――それが「誘導員」です。


巨大な車両を運ぶ搬送は、ただでさえ難易度が高い作業。

ドライバーだけでは死角が多すぎて、安全に目的地へ到着することは不可能です。

そこで現場の目と耳となり、車両と社会をつなぐのが誘導員。

彼らの存在があるからこそ、全国で日々の搬送が成り立っているのです。


👀 走行中の安全確保

 

特殊車両は長さ・幅・高さが規格外。交差点での曲がり角、狭い道路、橋の上……その一瞬一瞬にリスクが潜んでいます。


誘導員は先導車や後方車から無線で「右よし」「後方クリア」などリアルタイムに伝達し、ドライバーを常にサポートします。

時にはわずか数センチの余裕しかない道を通すこともあり、その緊張感は並大抵のものではありません。まさに「もうひとつの目」として事故を未然に防ぐ大切な役割です。


🚦 後方確認と交通整理

 

一般道路を走行する搬送では、後方から一般車が迫ってきたり、歩行者が横断したりと、予想外の出来事が次々に発生します。そんな時に頼りになるのが誘導員。

赤い誘導棒を振って合図を出し、時には手を広げて進路を止め、その瞬間ごとに最も安全な行動を選択します。


特に狭い交差点では、一時的に道路を封鎖して大型車両を通すこともあり、その際の判断力と機敏さが安全を左右します。


🚨 一般車両への注意喚起

 

特殊車両の搬送は、周囲から見れば珍しく迫力ある光景ですが、同時に危険も伴います。黄色い回転灯や警告表示を掲げていても、接近してくる車や不注意な歩行者はゼロではありません。


そんな時は誘導員が車両の前に立ち、直接ジェスチャーや大きな声で注意を促すこともあります。言葉を超えた“現場のサイン”で人や車を守る――まさに安全を守る最後の砦なのです。


🤝 チームワークの要

 

搬送はドライバー・誘導員・現場管理者の三位一体の連携プレー。無線での情報共有に加え、経験からくる「呼吸の合わせ方」が必要不可欠です。


例えば長さ30メートルを超える橋梁部材を運ぶ際には、前方誘導員が「右折の準備」、後方誘導員が「左後方クリア」、ドライバーが「了解」と返す。この一連の流れがスムーズでなければ、搬送は成立しません。


時には「今日は風が強いから横転リスクがある」「このルートは想定以上に電線が低い」など、現場でしか分からない判断を下すことも。誘導員の経験と瞬時の判断力が、チームの安全を守るカギになります。


📝 現場のリアルエピソード

 

ある夜間搬送では、片側1車線の狭い山道をブルドーザーを積んだトレーラーが走行しました。途中で一般車が数台続けてやってきましたが、誘導員が前方で車を止め、後方では「安全に追い越せる場所まで待機」を徹底。結果、事故ゼロで目的地までたどり着けました。


「誘導員がいてくれて安心だった」とドライバーが口にする瞬間、それは大きなやりがいに繋がります。


✅ まとめ

 

誘導員は、単なる「案内役」ではありません。危険を先読みし、瞬時に判断し、確実に行動するプロフェッショナルです。彼らの存在があるからこそ、数十トンの特殊車両も全国を安全に走ることができます。

私たちは「社会を動かす縁の下の力持ち」として誇りを持ち、今日も各地で走り続けています🚧✨
大きな車両の後ろに見える赤い誘導棒、それは社会を支える“安全の証”なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っております。

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