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皆さんこんにちは!
群馬県高崎市を拠点に全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っている
株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。
大型特殊車両の搬送において、絶対に欠かせない存在――それが「誘導員」です。
巨大な車両を運ぶ搬送は、ただでさえ難易度が高い作業。
ドライバーだけでは死角が多すぎて、安全に目的地へ到着することは不可能です。
そこで現場の目と耳となり、車両と社会をつなぐのが誘導員。
彼らの存在があるからこそ、全国で日々の搬送が成り立っているのです。
特殊車両は長さ・幅・高さが規格外。交差点での曲がり角、狭い道路、橋の上……その一瞬一瞬にリスクが潜んでいます。
誘導員は先導車や後方車から無線で「右よし」「後方クリア」などリアルタイムに伝達し、ドライバーを常にサポートします。
時にはわずか数センチの余裕しかない道を通すこともあり、その緊張感は並大抵のものではありません。まさに「もうひとつの目」として事故を未然に防ぐ大切な役割です。
一般道路を走行する搬送では、後方から一般車が迫ってきたり、歩行者が横断したりと、予想外の出来事が次々に発生します。そんな時に頼りになるのが誘導員。
赤い誘導棒を振って合図を出し、時には手を広げて進路を止め、その瞬間ごとに最も安全な行動を選択します。
特に狭い交差点では、一時的に道路を封鎖して大型車両を通すこともあり、その際の判断力と機敏さが安全を左右します。
特殊車両の搬送は、周囲から見れば珍しく迫力ある光景ですが、同時に危険も伴います。黄色い回転灯や警告表示を掲げていても、接近してくる車や不注意な歩行者はゼロではありません。
そんな時は誘導員が車両の前に立ち、直接ジェスチャーや大きな声で注意を促すこともあります。言葉を超えた“現場のサイン”で人や車を守る――まさに安全を守る最後の砦なのです。
搬送はドライバー・誘導員・現場管理者の三位一体の連携プレー。無線での情報共有に加え、経験からくる「呼吸の合わせ方」が必要不可欠です。
例えば長さ30メートルを超える橋梁部材を運ぶ際には、前方誘導員が「右折の準備」、後方誘導員が「左後方クリア」、ドライバーが「了解」と返す。この一連の流れがスムーズでなければ、搬送は成立しません。
時には「今日は風が強いから横転リスクがある」「このルートは想定以上に電線が低い」など、現場でしか分からない判断を下すことも。誘導員の経験と瞬時の判断力が、チームの安全を守るカギになります。
ある夜間搬送では、片側1車線の狭い山道をブルドーザーを積んだトレーラーが走行しました。途中で一般車が数台続けてやってきましたが、誘導員が前方で車を止め、後方では「安全に追い越せる場所まで待機」を徹底。結果、事故ゼロで目的地までたどり着けました。
「誘導員がいてくれて安心だった」とドライバーが口にする瞬間、それは大きなやりがいに繋がります。
誘導員は、単なる「案内役」ではありません。危険を先読みし、瞬時に判断し、確実に行動するプロフェッショナルです。彼らの存在があるからこそ、数十トンの特殊車両も全国を安全に走ることができます。
私たちは「社会を動かす縁の下の力持ち」として誇りを持ち、今日も各地で走り続けています🚧✨
大きな車両の後ろに見える赤い誘導棒、それは社会を支える“安全の証”なのです。
次回もお楽しみに!
株式会社高崎誘導では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っている
株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。
「大型特殊車両の搬送」と聞くと、みなさんはどんな車両を思い浮かべるでしょうか?
私たちの仕事では、普通の道では滅多に出会えないような巨大な車両や重量物を安全に運んでいます。
これはまさに“動く社会インフラ”。
今回は実際に搬送する代表的な車両や部材を、少し掘り下げてご紹介します✨
建設現場や港湾施設で大活躍するクレーン車。ラフタークレーンやオールテレーンクレーンといった大型機械は数十トン以上の重量があり、そのまま走行できるのは限られた範囲だけです。
➡️ そこでトレーラーに分解して積み込み、現場で再組立てすることもしばしば。特に橋梁や高層ビル工事では欠かせない存在です。
土木工事や造成工事で使われるブルドーザーや油圧ショベルも搬送対象の定番です。キャタピラ付きの車両は道路を傷めてしまうため、低床トレーラーに積んで移動します。
➡️ 山間部のダム工事や宅地造成では、曲がりくねった道を進むために高度な技術が求められます。
実は新幹線や在来線の車両も、道路を通って運ばれることがあるのをご存じでしょうか?
工場から出荷される新造車両や、老朽化した車両を解体施設へ送る際、巨大な鉄道車両を積んだトレーラーが街を走ります。その姿は圧巻で、まるで「街を走る鉄道博物館」です。
道路や鉄道橋の巨大な鉄骨、また工場に設置するプラント設備やタンクも搬送します。長さ数十メートルにもなる部材を曲がり角や交差点で通すときは、まさに誘導員の腕の見せどころ。
➡️ 場合によっては信号機を外すこともあり、行政や警察との連携も必須です。
私たちが運ぶのは、ただの“モノ”ではなく、未来の街をつくる資材や機械です。
クレーン、ブルドーザー、鉄道車両、橋梁部材――どれも社会インフラに直結する大切なもの。
安全に届けることが、私たちの使命であり誇りなのです💪
次回もお楽しみに!
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群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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