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皆さんこんにちは!
株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。
今回のテーマは、特に難易度の高い現場での誘導についてです。
「狭くて車が通れない…」
「夜間で周囲がよく見えない…」
「大型車の方向転換が難しい…」
そんな状況でも、安全第一で作業が進むのは、現場の誘導員が高度な判断力と技術力をもって動いているからこそ。この記事では、実際に現場で使われている誘導の“テクニック”を、現場目線で詳しくご紹介していきます!
日本の住宅街や古い街並みでは、想像以上に道幅が狭いことがあります。特に、トラックや重機を通す現場では、車両の幅と道路の余白が“数センチ”というケースも。
狭い道路では、車だけでなく、通行人や自転車との接触リスクも高まります。小さなお子様や高齢者、ペットを連れた方などに遭遇することも多いため、誘導員は360度の注意力を張り巡らせながら、安全な通行を確保します。
狭路での誘導は、前後2名以上の連携が基本です。ドライバーは死角が多いため、誘導員が「もう少し右」「あと30センチ」「一時停止!」など、ミリ単位の合図で細かくナビゲートしていきます。
こうした場面では、経験と現場勘がものを言います。
夜間の誘導は、日中とは別次元の難しさがあります。照明が限られ、周囲が暗く、歩行者や車の存在に気づきにくいため、常に**「見せる」「気づかせる」**工夫が必要です。
夜間作業では、光る誘導棒(誘導灯)、高輝度の反射ベスト、LEDライト付きベストなどを駆使します。これにより、誘導員の存在が目立ち、車や歩行者にしっかり認識してもらえます。
また、必要に応じて仮設照明を設置し、作業エリアをしっかり照らすのもポイントです。
夜は周囲が静かな分、無線の声や指示が通りやすいメリットもあります。ですが、逆にトラブルや緊急時は**“声のトーン”や“的確な叫び声”が重要になることも。
「止まれ!」「後方注意!」など、必要なときに大きな声で即時対応できる冷静さと瞬発力**も求められます。
急なカーブや勾配のある道路では、特に大型車両がバランスを崩しやすくなります。
たとえば、車体後部が振れてフェンスに接触しそうになる、坂道で後退してしまうといった場面も。
こうしたケースでは、後方誘導員が車体の挙動をしっかり見極めながら、少しずつ進行を指示します。特にトレーラーやクレーン車では、車両の“曲がり方”にコツがあるため、熟練の誘導スキルが要求されます。
坂道では、「もう少しブレーキ」「ここで一時停止」など、運転者が安心して操作できる環境をつくるのも誘導員の役割。
焦らせず、でも確実に。現場全体を把握した“先回りの誘導”が求められます。
難しい現場ほど、誘導員同士の連携、ドライバーとの信頼関係がものを言います。
どれだけ知識や経験があっても、「報連相がない」「判断が遅い」では現場は動きません。
だからこそ、私たちは日々の声かけ、連携、確認作業を大切にしています。
次回は、**「現場での対応力が鍵!成功事例から学ぶプロの技」**をお届け予定です。
実際の現場で“危機を乗り越えた瞬間”や“絶妙な誘導判断”を中心に、リアルな成功事例をピックアップしていきます。
次回もお楽しみに!
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