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高崎誘導のよもやま話~第19回~

皆さんこんにちは!

 

群馬県高崎市を拠点に全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っている

株式会社高崎誘導、更新担当の富山です。

 

 

 

狭い道路を通すテクニック

〜数センチの世界を走る、プロの判断力〜


大型特殊車両の搬送現場では、「狭い道路をどう通すか」が常に大きな課題です。
住宅街の細い路地、山間部のくねった県道、商業地の裏通り――
どんな道でも、安全に、そして正確に通過させなければなりません。

見た目にはただ“車を通すだけ”に見えるこの作業。
しかし実際は、ミリ単位の判断と緻密なチームワークによって成り立っています。


走行前の「読み」と「段取り」

 

現場に到着する前から、仕事は始まっています。
ドライバーと誘導員は、事前に地図と写真をもとに通行ルートをシミュレーション

  • 電柱やガードレールの位置

  • カーブの角度と車体の長さの関係

  • 対向車線との距離、退避スペースの有無

これらを一つずつ確認し、「どの角度でハンドルを切るか」「どこで止めて誘導を変えるか」をイメージします。
時には現地を下見して、1cm単位で測量することも。

この段階の準備こそ、現場を成功させる“静かな戦い”です。


‍♂️ 現場での誘導テクニック

 

実際の走行中、誘導員はドライバーの“目”となり、手信号と無線で正確に指示を出します。

「右オーライ」「あと20センチ」「ストップ!」
この声の一つひとつが、車両の安全を守る命綱です。

特に住宅地では、
壁との距離5センチ
車庫の前ギリギリを通過
‍♀️ 歩行者とのすれ違い時の一時停止

そのすべてに即座に判断を下す必要があります。
緊張感のある中で、声・合図・タイミングがピタリと合う瞬間は、まさにプロ同士の“呼吸”。


工夫と経験が生む「通す力」

 

狭い道を通すとき、現場ではあらゆる工夫が行われます。

  • 車両の後輪を一時的にジャッキで角度調整

  • ミラーや装飾物を取り外して通過幅を確保

  • ガードレールの一時撤去を行政と調整

こうした作業を安全に、確実に行うのが誘導・搬送スタッフの腕の見せどころ。
一つひとつの判断には、経験と冷静さ、そして責任感が宿っています。


求職者の皆さんへ

 

狭い道を通す仕事は、簡単そうに見えて“極めて繊細”です。
たった1ミスが大きなトラブルにつながるからこそ、
仲間との連携・確認・判断力が試されます。

でも、だからこそ――
通り抜けた瞬間の達成感は、言葉では表せないほど大きい。

誘導・搬送の仕事には、技術だけでなく「集中力」「信頼」「誇り」が必要です。
あなたもこの“ミリの世界”で、自分の限界を超えてみませんか?


求人募集

 

募集職種:大型車両誘導スタッフ・搬送サポートスタッフ
未経験歓迎・充実の研修制度あり
無線・手信号・安全講習すべて社内教育で習得可
社会保険完備/交通費支給

全国各地で活躍中。
あなたの一声が、何十トンもの車両を安全に導く“力”になります。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社高崎誘導では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

群馬県高崎市を拠点に、全国各地で大型特殊車両の誘導・搬送サポートを行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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